30歳以上の女性の1/3が尿失禁で悩んでいます!

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30歳以上の女性の1/3が尿失禁で悩んでいます!

尿失禁の概要

尿は腎臓でつくられ、膀胱に溜められたあと、尿道から排泄されます。膀胱と尿道の境目を内尿道口と呼び、その近くには「内括約筋」という筋肉があります。また、尿道と体外の境目を外尿道口と呼び、女性ではその近くに「外括約筋」という筋肉があります。これらの筋肉は骨盤内の臓器を支え、膀胱や尿道の位置を安定させる働きをしており、周囲の筋肉とともに骨盤の底にあることから「骨盤底筋(群)」と呼ばれています。

尿が膀胱に尿が溜まって膀胱内の圧が一定になると尿意を感じ、排泄をしても良い状態になると、脳から神経に命令が届き、膀胱の壁を縮め、括約筋を緩めることで尿が排泄されるのです。

尿失禁とは、無意識、または意思に反して尿が体外に漏れる状態をいいます。つまり、尿失禁は、「尿が漏れる」という症状または状態を意味する言葉で、疾患そのものではありません。尿失禁には以下のような種類があります。

・腹圧性尿失禁
尿道括約筋がわずかに傷ついたりすることなどが原因で起こります。骨盤低筋の筋力低下によって起こることが多く、夜間には漏れることがありません。

・切迫性尿失禁
膀胱炎や頻尿がある場合にみられ、排尿に間に合わず漏れてしまう状態で、女性に多くみられます。感染がなくても起こることがあります。

・溢流性尿失禁
膀胱に溜まった尿がある一定の量に達して、括約筋の限界を超えて溢れ出る状態です。前立腺肥大症によって尿の通り道が塞がれ、尿が出なくなってしまった場合に特徴的にみられることがあります。

・反射性尿失禁
意思とは関係なく膀胱の壁が収縮してしまい、尿が漏れる状態です。

・機能性尿失禁
排尿に関する機能は保たれていますが、体を動かすことが不自由であり、尿意を感じてからトイレにたどり着くまでに漏らしてしまう状態です。認知症や運動障害などで起こります。

・真性尿失禁
括約筋そのものが欠如していたり、機能異常がある場合に起こります。先天的に神経に異常がある場合でも起こりますが、その場合は膀胱にも機能異常を伴います。

ここでは特に多くの人が悩まされている腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁についてお話します。日本では尿失禁で悩む人の正確な数を調査していませんが、推定では30歳以上の女性の3人に1人程度や、出産経験者の4割程度、40~59歳の女性のほぼ半数、などと言われています。そのほとんどが女性といわれていますが、男性にも女性にも起こり得ます。

 

尿失禁の症状

腹圧性尿失禁の症状

くしゃみや咳、大笑いをしたときや、走ったとき、立ち上がった時、重い物を持ったときなど、ふいにお腹に力が入ったときに尿が漏れてしまいます。寝ているときは漏れることはあまりありません。

切迫性尿失禁の症状

急に尿意をもよおしたり、尿意を感じると我慢できず、トイレまで間に合わず漏れてしまいます。特に水の音を聞いたり水を触ったときに尿意をもよおす人が多く、また、寝ている間にも漏れることがあります。

 

 

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