泌尿器科の名医が前立腺がん手術を行うと合併症が少ない!

泌尿器科の名医が前立腺がん手術を行うと合併症が少ない!

前立腺がんは、主に泌尿器科が診る疾患ですが、高齢な男性であるほど発症する可能性が高くなります。日本国民の高齢化だけでなく、食生活の欧米化なども影響し、発症数が急速に増えるといわれています。今回は、前立腺がん手術と名医に関連する論文を紹介します。

 

泌尿器科での前立腺がんに対する手術方法

泌尿器科で行われる前立腺がんに対する治療法は、手術療法、ホルモン療法、放射線療法があります。前立腺がんに対する手術療法では、がんが発生している前立腺を取り除き、膀胱と尿道をつなぎ合わせます。リンパ節転移などの有無も同時に調べます。

手術療法と一言でいっても、下腹部を切開して行う手術、腹腔鏡とよばれるカメラを使用した手術、最近さまざまな施設で取り入れられるようになったダヴィンチとよばれるロボットを使用するロボット手術があります。

 

腹腔鏡手術は、開腹手術に比べて傷が小さく、早く退院できるというメリットがあります。しかし、開腹手術に比べてカメラを通してお腹の中を見るため、見えない部分にあるがんを見逃してしまうことや出血などの合併症を起こす可能性もあります。もちろん、そのようなことがないように経験の豊富な名医が行うように推奨されています。

 

ロボット手術の場合には、カメラを使用しながら手術をすることは腹腔鏡手術と同じですが、人の手が届かない所をロボットが手術するという点が画期的です。ロボットだからこそ、狭い場所でも細かい動きができると期待されています。ロボット手術も経験の多い名医によって行われることが推奨されています。

泌尿器科 名医

泌尿器科の名医が前立腺がん手術を行うと術後合併症が少なくなる

今回の研究では、カナダで前立腺がんに対して手術が行われた15,870人が対象になり、7年間にわたり解析されました。合計で196人の外科医が手術を行い、年間の手術件数は1-131例と幅がありました。今回の研究では、開腹手術を対象としており、腹腔鏡手術とロボット手術は除いています。

最も年間の手術件数が多いグループは39例以上で、最も年間の手術件数が少ないグループ(15例未満)に比べて術後の合併症に関連する入院率が46%低下し、合併症に対する泌尿器科的処置が31%低下することが明らかになりました。

年間の手術件数が多い名医が前立腺がんの手術を行うと、術後の合併症の発症リスクが低いことがわかりました。

今回の結果から、前立腺がんの手術経験が多い名医のいる病院で手術を受けた方が手術後に合併症を起こす確率が低くなることがわかりました。前立腺がんの手術に関しても、名医に手術をしてもらった方が安心のようです。

 

前立腺がん手術における泌尿器科の名医の探し方

クリンタルでも泌尿器科の名医の中で、前立腺がんの名医を紹介しています。手術には多くの医師が関わるので、医師1人あたりの手術件数はわからないことがほとんどですが、病院の手術件数を見れば1年間のおおよその症例数がわかります。

症例数の多い病院には名医がいる可能性が高いと考えてよいでしょう。名医を探す時には、1年間の手術件数を比較してみるとよいです。

 

参考論文:Effect of radical prostatectomy surgeon volume on complication rates from a large population-based cohort

 

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