目が赤いよ!って言われたけど、これぐらいで眼科に行っていいのかな?

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目が赤いよ!って言われたけど、これぐらいで眼科に行っていいのかな?

自分では気づかないうちに、目が赤いよ、と人に言われたことはないでしょうか。かゆい・痛い・目やにがでるなどが一緒に症状として出てくることもありますが、突然の目の赤みは心配ですよね。では、その原因として何があるのでしょうか。また、そのとき、病院へかかる必要があるのか、どのようなことに注意するべきなのか、お伝えしていきたいと思います。

 

目が赤い、とは充血だけを指すのではない

目が赤いという場合には多くの場合、充血している状態を指します。充血とは、炎症や何らかの刺激により白目の血管が拡張して赤く見える状態のことをさします。また、充血にも2種類あり、瞼の裏や白目の部分が赤くなる結膜充血と黒目の周囲から赤くなる毛様充血があります。

しかし、目が赤い時は、充血だけではなく、出血によって赤く見えている場合もあります。出血の場合の方が、見た目が真っ赤になるわりに、本人は症状がないので、人から指摘される確率は高くなります。目の出血ときくとすごく怖い病気のように感じると思いますが、目にはたくさんの細い血管があります。細い血管は破れやすいため、ちょっとしたことで破れることもあります。破れる血管の多くは結膜下の血管であり、そこで出血した状態を結膜下出血といいます。では、この充血や出血はどのようなときに起こるのでしょうか。

 

目が赤い原因はどんなものがある?

目が赤くなる原因は非常に多岐に渡ります。

物理的・化学的な刺激による充血

目が赤くなる原因として、最も多いのは、「目をこする」という行為です。この「こする」行為や、目に直接入れているコンタクトレンズなどによる外からの刺激によって、目に傷ができ、充血します。またプールからでてきた後や洗剤が目に入って赤くなることもあります。これは塩素などの化学的な刺激で充血した状態です。また、女性は化粧品や化粧道具にも注意が必要です。化粧品を変えたら目が赤くなるようになった、など症状が現れたら、化粧品に配合されている化学物質が原因かもしれません。もしくは変えてないのに充血する様になったという場合には次で述べるアレルギーによるものかもしれません。

アレルギーによる充血

病気による炎症は、アレルゲンの侵入によって起こるアレルギー反応があります。アレルギーとは、何らかの物質が体内に侵入することにより、体の免疫反応が過剰に反応することをいいます。目にアレルギー反応を起こす物質が侵入すると、免疫反応が起こり、炎症を生じます。代表的なアレルゲンは、花粉や動物の毛などです。これらは、身近でもよく起こる症状なので、かゆみも強くアレルギーの可能性があるひとは、反応している物質が何か、検査をすると良いでしょう。

感染による充血

目に細菌やウィルスが感染することで目が赤くなる場合もあります。結膜であれば感染性結膜炎、角膜であれば感染性角膜炎、また眼の内部であれば部位により眼内炎やぶどう膜炎と呼ばれますが、どれも基本的に充血します。

ドライアイによる充血

ドライアイにより目が乾き、表面が傷つくことで目が赤くなることもあります。パソコンの画面や、スマホの画面を長時間みると、まばたきの回数がへるため、ドライアイがよりひどくなります。

結膜下出血

すでにでてきた結膜下出血も目が赤くなる原因の一つです。結膜とは白目を覆っている表面の粘膜で、結膜下出血とはその粘膜の下の小さな血管が破れて出血した状態です。症状として目がごろごろすることはありますが痛みなどはほとんどありません。原因は、くしゃみ、せき、飲みすぎ、月経などさまざまありますが、気づかないうちにいつのまにか起きていることがほとんどです。出血は1~2週間で自然に吸収されることが多いですが、長い場合2~3カ月かかることもあります。多くの場合は出血は放置していて心配ありませんが、出血を繰り返したり、痛みやかゆみが生じる場合は眼科を受診してください。

 

目が赤い時は眼科を受診するべきなのか?

基本的には目が赤いだけであれば、1,2日様子をみてもいいでしょう。充血はほとんどの場合、かゆみや痛みなど他の症状と一緒に起こるので、他の症状がある場合には受診を検討した方がいいと思われます。

例えば、かゆみを伴う場合は、アレルギーやウイルス性結膜炎の可能性があり、抗アレルギー薬の点眼を処方してもらったり、抗生剤の点眼を処方してもらうことで、重症化を防ぐことができます。また、ウイルス生結膜炎であれば周囲の人へ感染する危険もあるので、病院で感染予防の説明を受けることも重要です。

痛みを伴う場合には、ドライアイの場合も多いですが、緑内障発作や角膜炎など、重篤な疾患の可能性もあるので、早めに眼科を受診した方がよいでしょう。

 

目が赤くなることを防ぐために

目が赤い

目が赤くなると、自分では全くわからないですが、周囲の人に心配されます。また、徹夜などで疲れているようにもみえます。ではどのように気をつければよいのでしょうか。

まずは感染のリスクを減らすために、手を清潔にして、目をこするのをなるべくやめましょう。不潔な手で目をこすったり、コンタクトレンズを使用すると、目に細菌・ウイルスが入る機会を作ってしまいます。

そして、なるべく目の乾燥を防ぐために長時間のパソコンやスマホの使用を避けましょう。パソコン作業も2時間ごとに休憩をとることや、スマホを夜は見ない、など、目を休ませる習慣をつけることが重要です。また、目薬の使用もおすすめです。とくにドライアイがあるひとは、目が乾くことで傷がついてしまうため、適度に目薬をさし、目に潤いを持たせることが必要です。その際には市販のものであれば、なるべく添加物の入っていない目薬を使いましょう。空気の乾燥も目にとっては良くありません。空調や加湿器を活用し、湿度を適切に保つことも重要です。

またアレルギーで赤くなりやすい人は、コンタクトの使用をなるべく控えることや、アレルギー物質からなるべく距離を置くことが重要です。コンタクトはそれ自体異物ですし、コンタクトに異物が付着することでアレルギー反応を増大させることがあります。装用時間を短くする、痒いときには使わない様にするなどの対策が重要です。また、アレルギー物質は、家の外にも中にも存在しますので、家の掃除や花粉症対策も重要です。

しかし、目が赤くなる場合には、失明につながるような重大な病気も隠れているため、なかなか症状が消失しない場合は眼科を受診し相談しましょう。

 

 

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