変形性股関節症で股関節が痛い人は名医の人工股関節置換術をうけて、痛みとサヨナラ!

変形性股関節症で股関節が痛い人は名医の人工股関節置換術をうけて、痛みとサヨナラ!

変形性股関節症の概要

変形性股関節症は変形性関節症の一種で、文字通り「股」の関節が変形することによって発症します。具体的には股関節の軟骨が磨り減り、骨同士がぶつかる事によって、炎症や痛みが発生し日常生活に支障を及ぼす疾患です。

発症そのものは10代から高齢者までのいずれの年代でも発症しています。しかし、発症の原因が先天性股関節脱臼や先天性臼蓋形成不全の場合、10代や20代では痛みや動かしにくいといった症状を感じないこともあるため、実際に痛みや不具合を感じて病院に行くのは、30代以降が多いようです。(発症原因の詳細については後述します)

男性よりも女性の方が発症しやすいといわれております。その理由としては、先天性股関節脱臼や先天性臼蓋形成不全は女性に多いものであること、女性の体は出産時に骨盤が横に広く、体の中心から股関節までの距離が男性より長いこと、筋力が弱く関節がゆるいことが原因と考えられています。

女性は変形性膝関節症も発症しやすいのですが、変形性膝関節症が進行すると、それをかばうことで変形性股関節症を発症するようになります。したがって、変形性股関節症を発症している人は、変形性膝関節症を合併していることもしばしばあります。

 

変形性股関節症の症状

変形性股関節症の主な症状としては、痛み・動きの制限・跛行(はこう)があります。

痛みはお尻から股関節、ふとともに生じます。初期は長時間の運動後におしりや太ももなどに痛み(鈍痛)がでますが、数日で治まるため筋肉痛と間違うこともよくあります。しかし、症状が進行すると、動かし出すときの痛み(始動時痛)を感じるようになり、さらに進行すると動かしているときの痛み(動作時痛)を感じるようになります。最終的には負荷がかかっていない状態(寝ているときや安静にしているとき)でも痛む(安静時痛)ようになり、睡眠を妨げることもあります。

動きの制限とは、痛みがあるために股関節が動かしたくないといものです。動かさないことで筋肉が固まる関節拘縮(かんせつこうしゅく)というものが起こり、さらに動かしにくいという悪循環に陥ることがあります。

跛行(はこう)とは、足を引きずって歩くというものですが、これも痛みのために足をかばって歩くことや、歩かないことで足の筋肉が衰えて体が傾くために生じる症状です。

変形性股関節症 整形外科

変形性股関節症の原因

変形性股関節症は関節の軟骨が磨り減ることによって発生しますが、発生の原因によって一次性と二次性に分類されます。

一次性とは、明らかな原因がなく関節の変形(破壊)が進むというものです。老化に伴う関節軟骨の変形(破壊)が一番大きな要因と考えられているようです。

二次性とは、何らかの疾患や外傷によって引き起こされるもので、日本ではこの二次性によるものがほとんどと言われています。その中でも、先天性股関節脱臼と臼蓋形成不全が90%を占め、それ以外の原因として関節唇損傷、特発性大腿骨頭壊死症、ペルテス病によって引き起こされることが知られています。

なお、先天性股関節脱臼とは生まれたときから股関節が脱臼していることを示し、臼蓋形成不全とは、股関節の上の部分に該当する臼蓋が十分に発達しないことで大腿骨頭に上手く被さっていないことによって発生する先天性のものと、後天性のものとして成長期に臼蓋が十分に発達しないことに起因するものがあります。

変形性股関節症 整形外科

 

変形性股関節症の治療法

変形性股関節症の治療には大まかな分類として保存療法と外科療法があります。

1.保存療法薬物療法

主に疼痛をコントロールすることを目的として以下の治療方法が行われます。

a:内服薬

変形性股関節症の内服薬では、非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAID)が最も多く使用されており、商品名:ロキソニン、ボルタレンなどがあります。短時間で効果が得られることがメリットですが、胃腸障害や腎障害、肝障害などの副作用があり、胃腸の弱い方や、肝機能・腎機能が弱まっている方、高齢者には使用されないこともあります。特に胃腸障害は発生頻度が高いことから、胃腸障害を発生させない医薬品(ハイペン、モービック、セレコックスなど)が開発され、多くの患者さんに使用されています。

b:外用薬

変形性股関節症の外用薬として、非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAID)の湿布や塗り薬などがあります。患部に直接使用するために効果発現が早く胃腸障害などの副作用がないことがメリットですが、皮膚に合わないとかぶれるという副作用が発現することがあります。

c:体重のコントロール

股関節は体重を支えるために非常に重要な関節であり、非常に大きな負荷がかかるといわれており、おおよそ体重の3倍から10倍の負荷がかかると言われています。体重が軽ければその分負荷も少ないため、変形性股関節症の治療として、体重のコントロールは非常に重要です。

d:理学療法(温熱療法、運動療法)

筋力の維持と筋肉が固まる関節拘縮(かんせつこうしゅく)を予防・改善する目的で、お風呂に入るやホットパックで温めるといった方法を用いて患部を温める温熱療法や、プールでの歩行訓練や変形性股関節症患者さん用の運動療法を行います。

2.外科療法

変形性股関節症の保存療法で十分な疼痛管理ができない場合や、日常生活に支障がでているようであれば外科療法として手術を行います。ただし、骨を削ったり、人工股関節と取り替えたりする治療法になりますので、手術後の痛みの再発リスク、再手術リスクなどを考えると、名医をしっかりと選んで受けることが大事です。

a:骨きり術

関節の変形や破壊がそれほど進んでいなくて温存が可能と判断した場合は、関節近くの骨を切ることで、関節の形を調節したり、方向を変えることで負荷のかかり方を変更することで、疼痛を減らすというものです。しかし、本来あるべき形ではないため、完全に痛みが取れなかったり、再発することも多々あります。

b:人工股関節置換術

人工股関節置換術は、読んで字のごとく、人工股関節に置換する手術のことです。具体的には、大腿骨頭を切り取って、その代わりとして金属やセラミック、ポリエチレンでできた人工股関節を埋め込みます。メリットとしては変形性関節症になる前と同じ状態に戻ることができるという点があります。デメリットはやはり手術ですので体への負担が大きいということ、術後20年程度経過すると半数以上の患者さんでは緩みが発生してしまい、再手術となるケースがあります。そのため、手術を受ける際には名医を探すことが重要になります。

しかし、このようなデメリットはありますが、特に股関節の変形性関節症の場合、痛みが非常に強く、歩行も困難であることから、初期の段階でも人工関節術を選択されるケースも多いようです。

 

変形性股関節症の最新治療

変形性股関節症の人工関節の緩みを防ぐ技術として、東京大学と人工関節メーカーが開発した「Aquala®(アクアラ)」という技術があります。人工関節に特殊なコーティングを施すことによって、人工関節の動きを滑らかにし、劣化を防ぐことができるため、人工関節の再手術を防ぐことができます。

他にも、患者さん毎にオーダーメイドの人工関節を造るというものがあります。マルチスライスCTを用いて患者さん毎の3Dデータを作成し、そのデータを元に人工関節を作成します。世界に1つ、その患者さんだけの人工関節であるため手術時に調節する必要はほぼなくなり、うまく動かない、動かしにくいという不具合をかなりの確率で防ぐことが可能です。

 

 

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