コーヒーを1日4杯以上飲む男性は膵臓がんに注意!

tag / / / / / / / / / / /
コーヒーを1日4杯以上飲む男性は膵臓がんに注意!

膵臓がん/胆道がんの概要

膵臓は胃のうしろあたりにある20cmほどの長さの細長い臓器です。胃から続く十二指腸に囲まれており、脾臓(主に血液を造ったり、破壊する働きをもつ臓器)に接しています。

膵臓の働きは主に2つあります。

  • 食物の消化を助ける膵液を産生すること
  • インスリン(血糖値を下げる作用を持つ物質)を産生すること

膵液は膵管を通って、最終的に総胆管に合流し、十二指腸に放出されます。

胆道(胆管)は肝臓で産生された胆汁を運ぶ管です。上半分は肝臓につながっており、下半分は膵臓につながっており、十二指腸に胆汁と膵液を放出します。

膵臓がんの90%以上は膵管に発生するため、一般的に膵臓がんというと膵管がんのことを示します。胆道がんは胆管がん(胆管の上皮(胆管内側の表面をおおう粘膜)に発生したがん)、胆嚢がん、乳頭部がんの3つのがんをあわせて胆道がんといいます。

膵臓がんの発症年齢は60歳ごろから増加し、高齢になるほど発症しやすくなります。男性の方が発症しやすく、女性の1.6倍というデータがあります。胆道がんは高齢になるほど発症しやすくなり、世界的に見ると日本人は欧米人や他のアジア諸国と比べても比較的発症しやすいというデータがあります。

膵臓がんの症状に関して、初期には特徴的な症状はありませんが、胃のあたりや背中の重苦しさや、お腹の具合が悪い、食欲がないという症状が認められます。膵臓がんに関連のある症状としては黄疸(体の皮膚や目が黄色くなる)、糖尿病を発症したりすることがあります。胆道がんの症状は、黄疸(体の皮膚や目が黄色くなる)、白色便(便が白っぽいクリーム色になる)、黄疸尿(尿の色が茶色っぽく、濃くなる)、かゆみ、腹痛、体重減少・発熱・食欲不振・全身倦怠感があります。

 

膵臓がんの原因

膵臓がんの原因には、喫煙、緑茶・コーヒー、肥満、食事、膵炎や糖尿病の合併による発生といろいろなパターンがあります。

喫煙
発症リスクを2~3倍増加させるという報告があります。ただし、喫煙年数や喫煙量が多いほど、発症しやすいというデータはありません。

コーヒー
1日3杯未満のコーヒーであれば、発症リスクを下げますが、1日4杯以上では膵臓がんの発症リスクを上げ、かつ男性では3.2倍も発症しやすくなるとうデータがあります。

肥満
BMI(Body Mass Index:肥満指数)が30以上の人は3.5倍発症リスクが高いというデータがあります。(BMI計算式:体重÷身長(メートル)÷身長(メートル)、例えば身長170cm、体重60kgであれば、60÷1.7÷1.7=20.7となります。)

食事
燻製や加工肉などの肉類、脂肪やコレステロールのとり過ぎは発症リスクを高め、野菜や果物の摂取は発症リスクを低下させ、予防効果もあるというデータがあります。

 

胆道がんの原因

胆道がんの原因は胆石(結石)、高齢、生まれつきの膵胆管合流異常といわれています。

胆石(結石)
原因は不明ですが、肝臓や胆管に胆石(結石)があると、5-10%の確立で発症するといわれています。特に胆嚢(胆汁をためておく場所)がんの人の60%は肝臓や胆管・胆嚢に胆石が認められています。

高齢
こちらも原因は不明で、高齢だと何の要因で胆道がんになりやすいのかは解明されていませんが、統計的に50歳以上で罹患率が高くなり、70歳をピークにすると言われています。

生まれつきの膵胆管合流異常
膵管と胆管はつながっているため、2つが合流する部分に異常があると、膵液が胆管に入って、胆道がんになることが知られています。

 

このコラムの続き「 膵臓がん/胆道がん手術はかなり大掛かり」のコラムでは、膵臓がん/胆道がんの手術、薬物治療、放射線治療などの詳細について紹介しています。

 

 

 

名医検索サイトクリンタル
名医検索サイトクリンタルでは日本全国の約30万人の医師から厳選された名医だけを掲載しております。手術数や外来の待ち時間など、受診する名医を決めるために必要な詳細情報を掲載しておりますので、受診先を検討される際の参考にしてください。

 

「どの名医に治療をお願いすればよいのかわからない!」とお悩みの方には、クリンタルの名医紹介サービスをお勧めしています。クリンタルが独自に厳選した「3,500人の有数の専門医」「35,000人の街の名医」の中から、あなたの病気/症状やご希望を考慮して、クリンタルの医師が最適な名医をご紹介します

クリンタルの名医紹介サービス