症状・疾患別受診すべき医療機関ー⑦乳腺の疾患 (乳腺外科・内科)

tag / / / / / / /
症状・疾患別受診すべき医療機関ー⑦乳腺の疾患 (乳腺外科・内科)

乳腺外科・内科の疾患の代表例、乳がん

今回は乳腺外科・内科に関わる疾患のお話です。乳腺ですのでもちろん女性が多いことが特徴的ですが、乳癌は女性のがんのうち「罹患率」第1位、年間死亡数は約 13,000 人以上になります。

まずは、下記のグラフをご覧下さい。

 

▼乳癌の死亡者数の変化

乳がん死亡者数

厚生労働省人口動態統計[確定数]、国立研究開発法人 国立がん研究センター2015年のがん罹患数、死亡数予測より

乳癌の死亡者数は年々明らかに増加しており、ここ30年で3倍にもなっています。

乳腺疾患には、セルフチェックが可能なものもあります。自分に当てはまる症状がないか、どの様な症状がみられたら受診すべきなのか、しっかりおさえておきましょう。

 

どのような症状で乳腺外科・内科を受診すべき?

そもそも、乳房は乳腺と乳管、脂肪などからできており、何か異常がある場合、多くは乳房や脇の下のリンパ節などに症状がみられます。以下の様な症状がみられた時は、それぞれ右にしめしたような疾患の可能性がありますので、医療機関を受診しましょう。

  • 乳房のしこり:乳癌、乳腺症、線維腺腫、葉状腫瘍の疑い
  • 乳房のえくぼ様の陥没、ひきつり:乳癌の疑い
  • 乳房の発赤:乳癌、乳腺症、乳腺炎の疑い
  • 乳房周辺のリンパ節の腫れ:乳癌の疑い
  • 乳汁が出続ける:乳癌、乳腺症の疑い
  • 乳房のただれ:パジェット病の疑い

 

その他、乳癌検診で要精密検査と言われたら、すぐに受診するようにしましょう。

 

乳癌のセルフチェックのポイント

なかでも特に注意が必要な、乳癌のセルフチェックのポイントについてご紹介します。

罹患率の高い40歳代後半〜50歳代の女性はもちろん、20 歳代〜80歳代まで幅広く罹患する可能性がありますから、女性は以下の様な手順で、最低でも月に1回はセルフチェックをするようにしましょう。

 

①鏡の前で乳房の左右差をみる

大きさ、乳頭の位置に違いはありませんか?

両手を挙げた際に、えくぼ様の陥没や皮膚のひきつりはありませんか?

 

②しこりがないか触ってみる

あおむけになり、指の腹で乳房の内側・外側を調べます。しこりはありませんか?

 

③わきの下のリンパ節と乳頭をチェック

起き上がり、脇の下を指先で確かめます。しこりはありませんか?

左右の乳首を軽くつまんでみます。血液が混じったような分泌物は出ませんか?

 

乳腺外科・内科を受診する時のポイント 〜受診すべき医療機関は?〜

乳腺疾患を扱う診療科は、乳腺外科・乳腺内科です。

病院によっては、乳腺外科と内科がセットになって乳腺センターなどという場合もありますが、主に乳腺外科は乳癌の外科的な手術を、乳腺内科(病院によっては化学療法科、腫瘍内科という場合もあります)は薬物による化学療法を行います。

それでは、一体どういう状態であれば、まずはクリニックの受診が望ましく、どういう状態であれば、直接大病院を受診した方が良いでしょうか。

 

あくまで一例ですが、何だかしこりがある気がする…という時は、まずはエコーやマンモグラフィーの検査を受ける必要がありますので、まずはいきなり大病院ではなく、乳腺科のクリニックを受診すればいいでしょう。

一方で、乳癌検診で異常ありとひっかかった場合や、アメリカの女優アンジェリーナ・ジョリーさんの様に、「乳癌になるリスクが高いかどうか、遺伝子検査をしたい」といった場合は、CTスキャンや細胞の生検、遺伝子検査など一歩進んだ検査を受ける必要があるため、直接大病院を受診することをおすすめします。

何度も申し上げますが、乳腺疾患はセルフチェックができる疾患のひとつです。違和感がある場合は、すぐに適切な医療機関を受診しましょう。

 

 

名医検索サイトクリンタル
名医検索サイトクリンタルでは日本全国の約30万人の医師から厳選された名医だけを掲載しております。手術数や外来の待ち時間など、受診する名医を決めるために必要な詳細情報を掲載しておりますので、受診先を検討される際の参考にしてください。

 

「どの名医に治療をお願いすればよいのかわからない!」とお悩みの方には、クリンタルの名医紹介サービスをお勧めしています。クリンタルが独自に厳選した「3,500人の有数の専門医」「35,000人の街の名医」の中から、あなたの病気/症状やご希望を考慮して、クリンタルの医師が最適な名医をご紹介します

クリンタルの名医紹介サービス